コラム No.004 「家を建てる予算について」

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今回は、家を建てる予算についてお話したいと思います。

  1. 自分が建てられる家の予算を考える。
  2. 銀行で借入できる金額ではなく、毎月返済できる額を考える。

家の本体工事費はあまり知られていないが、総予算の約70%が家の本体価格残りの30%は自己資金が必要です。というのはローン関連では、諸費用・印紙・ローンの保証料・生命保険・火災保険。土地関連では、仲介手数料・敷地調査費・登記費用・印紙・建築確認申請費用、水道加入負担金・引っ越し費用などそれ以外にも本工事に含まれていない。外構工事・カーテン工事・照明工事・空調設備工事・家具、インテリア工事など色々と出費がかさみます。

上記のことから、まずは全体の金額を把握することがとても重要になってきます。

坪単価とは、予算ではなくグレードの目安にしかなりません。
総費用の内訳をしっかりと考えて家は建てなければいけません。

「家を建てる上でのコストダウンの秘訣」

  1. 自分でできることは自分でする。

    実は、住宅の総工費の約半分は人件費なんです。プロに任せることはプロに任せ、自分でできることは自分でしましょう。家作りに参加すれば住まいに愛着が湧くかもしれませんね!

  2. 照明器具やコンセントの数を減らす。

    どこでどんな家電を使うかわからないがために必要以上に照明器具やコンセントをつける人もいますが家作りでは構造の段階で家具の場所や生活スペースなどを考えることが大切です。

  3. 建物の形状をシンプルにする。

    建物は凸凹があるほど、壁の量や柱の数が増え屋根や基礎の形も複雑になり必要以上に材料や手間などでお金がかかってしまいます。

  4. 間仕切りを少なくする。

    壁一つ作るにも、さまざまな材料や職人が必要となり手間が発生します。オープンな間取りは家族のコミュニケーションが豊かになると、人気です。ただし、冷暖房の効率が悪くなることも考えられるのでしっかり配慮しましょう。

  5. 素材を統一する。

    素材を統一することによってかかる費用を減額することができます。いろんな素材をバラバラに使うより、デザイン的にも家的にも落ち着きが出るはずです。

  6. 水回りの設備関係もできるだけ同じ場所に集める

    例えば、建物の1階右端にお風呂を作り2階の左端にトイレなどを作った場合、余計な配管・排水スペース及び材料などが必要となってしまいます。湿気・水漏れの対策も考え水回りの設備は1箇所に集中させることが得策です。

このような点を踏まえて、間取りを考えることで予算オーバーをしない家作りにしましょう。